「ラウド ロック バンド」というジャンルを文字による説明で認識したものの、実際に音で聴いてみたら自分の想像と違った、という経験の持ち主は意外と多いと思う。事実、10人いれば10通りの解釈があるのがラウドロック。特に時代を追うごとにそのサウンドスタイルは進化、拡散していることもあり、2010年代初頭にイメージしたラウドロックと現在イメージするラウドロックとでは明らかな違いも生じる。 今回のコラムでは私自身が「これぞ日本を代表するラウドロックバンド」と感じている5組を紹介してみたい。とはいえ、この5組のセレクトも始めてみたら意外と難しく、どこに軸を置くかで紹介するアーティストの顔ぶれも変わってくる。個人的には「今、もっとも勢いのある、これからのバンド5選」というのもアリだが、このコラムを読んでいる人の中にはこれからラウドロックを知ろうとしている人も多いと思うので、過去10年のシーンを振り返りつつ「日本のラウドロック史の変遷」を紹介できるような5組をピックアップしたつもりだ。searchgg365 で探検してみましょう 5 ラウド ロック バンド あなたが知っておくべき 1. 私の痛みにお金を払ってください PTPの愛称で親しまれ、現在のラウドロックの歴史に欠かせない存在です。 2006年のデビュー時は5人編成だったが、2008年からはK(Vo)、PABLO(G)、T$UYO$HI(B)、ZAX(Dr)の4人で活動している。 。 英語歌詞で歌われる楽曲はスクリーモやメタルコアの影響を強く感じるものが多い中、Kのエモーショナルな楽曲とインストゥルメンタルバンドのリズムを活かした卓越したアレンジは唯一無二の存在に成長している。 する。 20代後半以降で彼らに影響を受けたラウドバンドはたくさんいるはずだ。 残念ながら2012年12月30日、Kの急逝によりバンドは解散してしまいましたが、彼らが残したオリジナルアルバム4枚、EP3枚、ベストアルバム1枚は、日本のビッグロックを語る上で重要な作品群です。音楽。 また、2020年2月2日、Coldrain主催のフェスティバル「BLARE FEST.2020」にて約6年ぶりにライブを開催したことは今でも鮮明に記憶に残っている。 2. マキシマム ザ ホルモン もはや説明不要ではないかと思えるほどセールス、知名度ともに大成功を収めたバンド。 2006年のシングル「恋のメガラバ」が大ヒットして以来、ファンを公言するリスナーが急増。 時にコミカルに、時にシリアスな歌詞と変幻自在なバンドアンサンブルは既にラウドロックの枠を飛び出しているが、彼らのブレイクが後のシーンに与えた影響を考えると歴史的にも外すことはできない。 2013年に発売されたアルバム『プレゼント・リベンジ』はオリコンウィークリーランキングで3週連続1位を獲得し、ヘヴィミュージック好きなら必携の一枚。 さらに2018年には本(マンガ)にCDを付けるというユニークなスタイルの新作『これからのメンカタコッテリの話をしよう』が大きな反響を呼び、リスナーを驚かせ続けている。 3.AA= PTP、ホルモンに続き、ここで紹介すべきTHE MAD CAPSULE MARKETSは10年前の2006年4月に活動休止。その前に最新音源は2004年のアルバム『CiSTm K0nFLiqT…』まで遡らなければならないが、 そこでAA=をここで紹介します。 AA=は、Madの中心人物である上田剛士が2008年にスタートしたソロプロジェクト。 サウンド面ではマッドの延長線上にあるヘヴィロック/ミクスチャーロック/デジタルロックを独自にブレンドしたもので、これまでにリリースした作品の中ではパイオニアとしての説得力があるだけでなく、戦い続けている。 そうする準備ができていると感じています。 4.クロス信仰 UKのENTER SHIKARIなど、ニューレイブなどデジタル要素を重視したバンドが海外で注目され始めた時期に結成されたCrossfaithは、2009年にファーストアルバム『The Artificial Theory for the Dramatic Beauty』をインディーズよりリリース。 私もこの時に彼らのことを知り、YouTubeで公開された最初のPV「Blue」に圧倒されました。 デジタルテイストを適度に取り入れながらも、強烈なスクリームと低音を効かせたヘヴィなサウンドが魅力で、特にライブパフォーマンスの激しさに衝撃を受けたファンも多いだろう。 また、早くも海外へ赴き精力的な活動を展開。 オーストラリアの「SOUNDWAVE FESTIVAL」、イギリスの「DOWNLOAD FESTIVAL」、「READING […]